学歴が重視されるのは日本だけではありません。カナダでもカレッジを卒業したことでのメリットがあります。
カナダで就職・転職を考えているけれども、カナダに進出している電機メーカーや自動車メーカー、IT関連の企業などでは実務経験がないという場合には、どのような仕事を探せば良いのか分からないという方も多いでしょう。
まず日本で就職をしてから数年を経て経験を積んだ上でカナダで就職・転職をするという方法もありますが、もっと実践的に英語力も向上させながら知識やスキルを高めていくという方法もあるのです。
大学や短大に通ってから就職活動する
カナダ現地での就職を本気で目指しているのならば、カナダの大学や短大に通った上で専門知識を身につけていくということが今後の就職活動に関しても非常に有利に働くことなのです。
日本ですと、大学など学校に通うというと高校を卒業した10代から遅くても20代前半くらいまでではないと意味がないというイメージがあるかもしれませんが、カナダの場合には30歳を過ぎてから大学に入ったり、今まで学んできたこと以外のことを学ぶために大学に入りなおしたりするという方も少なくないのです。
こうして学校で勉強をしますと、Post Graduate Work Permitというビザが発給されます。
カナダの公立の大学/短大などで八ヶ月以上のフルタイムのコースを修了したという学生には、8ヶ月〜3年のオープンワークビザも与えられます。
このビザがあれば、仕事をすることも可能ですから、その後移民ビザや永住ビザなどを取るためにもとても便利に使うことができます。
学歴と費用のシミュレーションを考えてみる
例えば日本で早稲田を22歳で卒業しました。日本で就職せずにカナダの大学に入り直しました。卒業したら26歳です。こんなことが出来るのは家庭が裕福で学費をポンと出せる親御さんがいる場合でしょう。
日本で大学に行きながらアルバイトをしてお金を貯めて、カナダでもバイトをしながら・・も不可能ではありません。夢が大きければそれぐらい出来るはずです。
大学の4年間でかかる費用は約400万円、更にカナダで400万円。日本で就職していれば新卒でも年間4〜500万円は給料がいただけたはずです。4年間で1600万円は稼げた。それを捨ててカナダに勉強をしに行くということなので、お金には変えられないメリットを感じてるなら行動に移してみてはいかがでしょう。
カナダに魅力がある、移住したい、恋人がいる、そんな熱意があれば学び直しを考えてみてください。現地の公立大学を出れば確かにカナダでの就職はしやすくなります。